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こんにちは、春うららかな書房動物担当の渡辺です。

ペットを飼っている人がやるべき災害対策として、前回は「避難所」というテーマで書きましたが、第2回の今回はいざというときのために日頃からできる「備え」についてご紹介いたします。

今回も記事を書くにあたっては、弊社美容室向け電子書籍読み放題サービス「ビューン読み放題タブレット」にて配信中の『犬連れ災害対策マニュアル』を参考にしています。

日頃の備えが”いざいという時”を打開する

どれだけの人が他県で起きた災害を身に迫って感じられているでしょうか。どこかで「自分は大丈夫」と思ってはいないでしょうか。
かくいう僕も東日本大震災が起きるまでは、どこか違う街の関係のない出来事のように思っていたような気がします。しかし、テレビ画面に家々を飲み込む津波の映像が連日繰り返されると、その思いは即座に消えてなくなりました。

十分な日頃の備えは、災害をどれほど身に迫って感じられているかに比例すると思っています。
どこかで「自分は大丈夫だろう」と思っていれば、当然日頃の備えなどしないでしょうし、逆に災害を身に迫って怖がっていれば、日頃から十分な備えはしていることかと思います。

たとえ「自分は大丈夫だろう」と思っている人でも、もしペットを飼っているのであれば、十分な備えをする義務があると僕は思っています。
日頃の備えはいざという時を打開する術になるのです。
では具体的に、日頃からどういった備えをしておくべきなのか。
これをご紹介いたします。

飼い主として、災害が起きる前に備えておくべきこと

■しつけ

環境省から出されている「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」には避難時にペットを置き去りにせず、飼い主はペットと共に避難する「同行避難」が原則とされています(同行避難については前回の記事、第1回「ペットと避難所について」もご参考ください)。
しかし、前回の記事でも書きましたが、避難所には動物嫌いの人、アレルギーの人、その他様々な理由で動物がいることに難色を示す人がいます。
そういった人がいる、”ある所の社会”の中でペットがなじめるようにするのも飼い主の役目。
ここで必要になってくるのが日頃のしつけです。

まず、一番大事なのが、クレートトレーニング。
猫や小型犬であればクレート(ペット用キャリーケース)で避難するかと思います。
しかし、そもそもトレーニングができていなければ、入ることを嫌がり、吠えたり、鳴いたりするきっかけになります。それが他の避難者に嫌がられる原因を作るかもしれません。
また、初めての場所に閉じ込められれば、ペット自身にストレスがかかり、食欲不振や、排泄の異常などの体調不良に繋がります。
なので、日頃から部屋のどこかにクレートを置いていつでも入れるようにしておくとか、クレートに入ったらおやつをあげるとか、日頃から”怖いものではない”と思わせるしつけが必要なのです。

その他にもやるべきしつけとして、トイレや呼びかけのことなど様々あります。詳しくは「ビューン読み放題タブレット」にて配信中の『犬連れ災害対策マニュアル』を読んでみてください。

■身元表示

突然の災害でペットと離れ離れになってしまうことも想定されます。
迷子になったペットを探し出す手がかりになるのが身元表示。
最近はペットショップから迎え入れた場合には基本的にマイクロチップが注入されていますが、その他にも首輪や迷子札を付け、万が一に備えておくのが最善です。
室内で飼っているからという理由で、首輪や迷子札などを付けない飼い主の方が多くいると聞きますが、災害に備え、日頃から付けておくことをお勧めします。

■健康管理

不特定多数の人や動物が集まる避難所。
他の人や動物に病気を移さないためにも、各種予防接種やノミ・ダニなどの外部寄生虫の駆除を行い、日頃からペットの健康、衛生状態を確保しておく必要があります。

また、ペットの「普段」をよく覚えておくことも大事かと思います。
実際に災害に見舞われた場合に、いつもと違う行動が見られたらそれは何かの合図です。
いつも食べているフードを食べなくなった、じっとしている時間が増えたなど。それはペットが発信する体調不良の合図の可能性が高いです。
日頃からよくコミュニケーションを取り、またよく観察をし、合図を見逃さないようにしましょう。

■物の備え

避難時に最も大切になるのが、ペットが日常で使うもの。
これらを災害が起きた際にすぐに持ち出せるように災害バッグなどに入れて準備しておかなくてはいけません。
必要なものの代表例がこちらになります。

・食料と飲料
・キャリーバッグやクレート
・予備の首輪、リード
・手入れ用品
・各種証明書
・身元証明になるもの
・薬や療法食

食料は備蓄としては、普段多めに購入して使いながら備蓄するローリングストック形式で1か月分。災害バッグの中には最低5日、余裕をもって7日分あると望ましいです。
救護シェルターなどに犬を預ける際に、狂犬病予防接種証明書やワクチン接種証明書が必要になる場合があるようです。
これらも万が一に備え災害用バッグに入れておくのが得策です。

ここに挙げたのは日頃の備えのごくごく一部です。
より多くの情報を知って、さらに、いざという時に備えておきたいという方は「ビューン読み放題タブレット」にて配信中の『犬連れ災害対策マニュアル』をご覧ください。
お試し版はこちらから。

次回は、災害シミュレーションについてお話いたします。

 

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