こんにちは。春うららかな書房の水澤です。今回は「ビューン読み放題タブレット」で配信されているコミック作品の中から懐かしの名作コミックをレビューしていきます。
いきなりですが、みなさんは「ビーダマン」をご存知でしょうか? 若い読者の方にとってはあまりなじみがないかもしれませんが、我々アラサー世代にとっては涙が出そうになるほど懐かしいアイテムです。
簡単に解説しますと、ビーダマンとは90年代に流行した玩具で、「ビー玉を発射することで相手と対戦するおもちゃ」です。
長年にわたってシリーズ展開されているので様々な種類があるのですが、一番人気はやはり「スーパービーダマン」シリーズだと思います。
このシリーズはビーダマンのデザインがとにかくカッコいいのが特徴。私のイチオシ機体は主人公の戸坂玉悟(とさか たまご)が使用する「バトルフェニックス」です。
今日のスパビーはバトルフェニックス!タマゴの愛機フェニックスの転生モデル、チームガッツとDrタマノそれにライバル達まで協力して作り上げた友情の塊だ!心臓部のNEWデルタシステムにはローラーが付いたホールドパーツ。肩にはキャノンサスショルダーが付きスプリングで常時テンションをかけている pic.twitter.com/5IS2FoQkm8
— 今賀俊-スパビー爆全集新発売!! (@imaga3) May 29, 2020
さて、そのビーダマンがブームになっていた90年代にコロコロコミックで連載していた名作コミックが、今回ご紹介する「爆球連発!!スーパービーダマン」です。
今回は私が考える「爆球連発!!スーパービーダマン」の魅力ベスト3をご紹介します。
1.必殺技「キャノンショット」が強力すぎる
この手のホビーマンガで重要なのはやっぱりカッコいい必殺技ですよね。本作の主人公・玉悟にも強力な必殺技があります。ビー玉の発射時に両手でビーダマンを強く締めつけて、より強力なパワーショットを放つ「締め撃ち」というテクニックがあるのですが、主人公の戸坂玉悟は両手だけでなく、両足も使ってビーダマンを締めつけてビー玉を発射する必殺技、通称「キャノンショット」を最も得意としています。
このキャノンショット、ビー玉を発射しているだけなのにエフェクトがすさまじく、もはや衝撃波やビームのような見た目。その威力は岩をも砕くほどです。私も当時マネをしたのですが、あまりにも強く締めつけ過ぎて、せっかく買ってもらったビーダマンの腕がもげてしまった…なんてこともありました。
なお、本作の悪役である伊集院圧政(いじゅういん あつまさ)は最終決戦において全ての力を振り絞って締め撃ちをした結果、自身の指が折れてしまったことがあります(そんなことってあります?)。
この場面は作中屈指の名シーンなので、ぜひ読んでみてください。
2.連射の仕方がカッコいい
魅力的なサブキャラクターが多いことも本作の魅力のひとつ。私が好きなのは玉悟のチームメイトである「西部丸馬(にしべ がんま)」と「風間美利(かざま よしのり)」。
玉悟がパワーショットを得意とするのに対し、この二人は素早く正確にビー玉を連射するプレースタイルを得意としています。
空中でビー玉をローディング(装填)したり、ターゲットの方を見ずに打ちぬいたり(ノールックショット)、西部劇のガンマンのごとくビーダマンを両手持ちしてクルクル回転させたり…もうプレースタイルがとにかくカッコいいんです。
画像で紹介できないのが残念なのですが、こちらもぜひ実際に確認してみてほしいシーンの一つです。
3.話のスケールがやたら壮大
コロコロ系のホビーマンガではありがちなのですが、終盤になるにつれ話のスケールがどんどん壮大になっていくのもこの作品の特徴です。
最初は小学生らしく、街中で普通にビーダマンバトルをしていたのですが、ストーリーが進むにつれバトルの規模が全国規模になっていきます。
最終的には正義のビーダー(※ビーダマンのプレイヤ―。作中ではこう呼ぶ)「ガーディアン」と悪のビーダー「ダークマター」の世界規模の戦いに発展します。小学生がおもちゃで戦っているだけなのにこのスケール! アツい!
この記事を書くために改めて本作を読みなおしましたが、どのキャラクターも生き生きとしていて、今読んでも本当に面白いですね!
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