春うららかな書房スポーツ担当の稲場です。
今週は「ビューン読み放題タブレット」で配信中のサッカー好きなら誰でも知っている『WORLD SOCCER DIGEST（ワールドサッカーダイジェスト）』を紹介します。何と言ってもスポーツニュースでは知ることのできない海外サッカー情報を得ることができるのが特徴です。

私が初めて手にしたのは、小学生の時で日本が初出場を決めた1998FIFAワールドカップのフランス大会特集だったと記憶しています。あの当時はワールドカップがどれほどすごい大会なのかはわかっておらず、日本中が熱狂していたことは鮮明に覚えています。結果は、屈辱のグループリーグ全敗で敗退。初出場時のメンバーには海外リーグ所属の選手はおらず、その後中田英寿選手がイタリアセリエAのペルージャに移籍し開幕戦でユベントス相手に衝撃の2ゴールデビューを飾り、ワールドカップ敗戦のショックを払拭してくれたと同時に日本人でも世界で通用することを証明した1戦でした。

あれから約20年、現在では多くの日本人が海外リーグに所属しておりビッククラブ所属の選手や、海外の同じチームで一緒にプレーする選手がいるなど昔では考えられないようなことが現実に起きています。

その中でも特に注目の選手は、リヴァプール所属の南野拓実選手、レアル・マドリードからビジャレアルにレンタル移籍中の久保建英選手、先日マルセイユに移籍した長友佑都選手の3選手の活躍に私は期待しています！

そんな中で私が印象に残った記事を紹介したいと思います。

チェコ史上トップクラスのFWが現役引退

EURO2004得点王で南野選手所属のリヴァプールでチャンピオンズリーグを制したバロシュ選手の引退記事になります。長髪をなびかせスピードに乗ったプレーが特徴的で数々のゴールを決めてきた選手である一方、ピッチ外では問題が多くたびたび世間を騒がしてきた選手でもありました。

しかし、サッカー選手の平均引退年齢が20代半ばと言われている中、38歳で現役引退のバロシュ選手がどれだけ優秀なプレイヤーであったのかはサッカーに詳しくない方でもわかるのではないでしょうか (日本には53歳の年齢で現役生活を続けている横浜FCの三浦知良選手がいるので凄さが伝わりにくいかもしれませんが…) 。

今シーズンのチャンピオンズリーグ出場クラブでリヴァプールでの活躍が期待される南野選手もバロシュ選手と同様チャンピオンズリーグを制覇し、日本人初の快挙を成し遂げてほしいものです。

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