こんにちは、春うららかな書房の渡辺です。
今回は僕の大切な家族の一員、飼い猫の「タレット」の紹介をさせていただきます。
名前の由来は、ギネス級のハンター猫
タレットは、古くから北欧で“森林の猫”と言われ、厳寒な北欧の環境下で耐え抜くための美しく長い体毛と、大きな体を持ち合わせた温厚な性格の猫、ノルウェージャンフォレストキャットのメスです。
「タレット」という名前の由来ですが、南ハイランドにあるウイスキー蒸留所『グレンタレット』に伝わる逸話からとりました。
どんな逸話かというと、ウイスキー蒸留所ではネズミや鳥などが原料の大麦を食べてしまうのを防ぐ目的で猫を飼うことがあり(ウイスキーキャットと言います)、この蒸留所でもその任をあずかっている猫がいました。
その名は「タウザー」。
この猫がとにかくすごかった。
何がどうすごいのか。
それは、その働きぶり。すなわち、捕まえたネズミの数なのです。
その数なんと、生涯で28,899匹。
この功績が認められ、タウザーは最強のネズミハンターとしてギネスブックにも掲載されております。
グレンタレット蒸留所にまつわるタウザーのこの逸話がいたく気に入った僕は、迎える猫には「タウザー」と名付けたい!と思っていました。
しかし、いざ我が家にやってきた猫を見ると、どうも「タウザー」という勇ましい顔ではない・・どちらかというと美人でしなやかな印象・・
けれども、逸話は気に入ったので、由来にしたい!
ならば、蒸留所の『グレンタレット』からとろう!
ということで、グレンタレットを二つに分け、より勇ましくなさそうな「タレット」の方を採用することに決めたのです。
勇ましいエピソードが気に入り、勇ましくなさそうな名前を採用するとは我ながら芯が通ってないと思いますが、結果「タレット」と名づけられた我が家の猫はタウザーに負けず劣らずの高い運動能力と、扉を自力でこじ開ける程の賢さ(ただのいたずら好き?)を持ちあわせており、タウザーの後継者として(勝手に)、日本のとある一家の一室で猛威を振るっております。
こちらがそのタレットのご尊顔。
雑誌『ねこ』は猫好き必読の書
・・と、気が付いたら我が家の猫の名前の話ばかりになってしまいましたが、僕がここで本当に伝えたかったのは、「猫は最高」ということです(話飛びすぎですね)。
モフモフしたり、匂いをかいだり、紐で遊んだり、実際に戯れることで「癒し」は“最大化”するのですが、ただ眺めているだけでも最高であることには違いはありません。
それは人の家の猫でも一緒。
雑誌『ねこ』は旬の有名人と飼い猫の写真をふんだんに使い、
その関わり方や、日々の日記などを掲載しています。
写真を見て、かわいい!とニヤニヤできるだけでなく、
多種多様な猫と人との関わり方を知ることができ、非常に興味深い内容になっております。
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